シャンティコラム 自閉症児の親が語るありのままのこと

自閉症の兄弟の親であるシャンティが、同じ立場の親御さんや、サポートしている支援者の方に向けてありのままのコラムを発信していきます。

リハビリは回数を重ねた方が効果あり?

こんにちは、シャンティです。

今回はリハビリについてお話しようと

思います。

 

ハンディーキャップがあるお子さんなら

リハビリを受けた経験は皆さん

多くあるのでは無いでしょうか。

 

言語療法 ST

作業療法 OT

理学療法 PT

心理療法 PC

 

代表的なものを挙げれば

これぐらいでしょうか。

 

うちも息子の時から

現在の娘のリハビリを入れて

ST OTを受けに7年間

病院へ通ってます。

息子は就学と同時に終了しました。

 

だいたい、2週間に1回のペースで

それぞれ受けるんですが

効果が見えたりわからなかったりで

日進月歩です。

 

それでも日々の生活の中で

以前より育児が楽になったな〜と

感じることも多々あるので

リハビリはやはり欠かせない

存在なんだと実感しています。

 

さて、親御さんの中には

リハビリの回数を増やしたい!

言葉が出るまで、着替えが上手にできるまで、

リハビリを長く続けたい!

と思う方は多くいらっしゃる

のではないでしょうか。

 

リハビリ回数=成長

なのか?

この疑問は実はリハビリの先生たちも

答えに迷うテーマではあるようです。

 

ある1人のお母様がいらっしゃいまして、

その方から聞いたこの疑問に対する

エピソードをご紹介したいと思います。

 

そのお母様もリハビリの回数を

増やしてもっと成長させたい!

でも病院も定員があり

リハビリが増やせない!

とモヤモヤしていたそうです。

 

そんな時、発達専門の小児科医の

講演を聞いて納得したそうです。

 

「リハビリの回数を増やすことが

発達を促すことではないです。

大切なことは

リハビリの内容を理解し、

いかに日常生活に活かすか。

10回のリハビリより

1回のリハビリを理解し

生活の中に取り入れることです。」

 

この言葉を聞いて

全て納得したそうです。

 

そしてリハビリというものを

より理解し、生活も見直して

前向きに育児なさっている

とのことでした。

 

どうしても私たち親は

子供のために全てできることをしよう!

と思うことが多いですが、

その頑張る方向性を見定めていく

ことが大切なのかもしれません。

 

私もこのエピソードを聞いて、

リハビリ回数=成長

ということではないんだなと

感じました。

 

日々の生活の中に

 

 

成長の要があるんですね。

 

シャンティ。

 

はじめまして 自己紹介

はじめまして、シャンティと申します。

年齢は30代後半 二児の母です。

夫と子供2人と4人で暮らしてます。

2人の子供にはそれぞれハンディーキャップがあり

日々育児に療育にリハビリにと奮闘している母です。

 

シャンティ家家族構成

・夫(43歳)地方公務員

・シャンティ(34歳)主婦

 

・長男(9歳)特別支援学校 小学部4年生 

 自閉症と重度知的障害あり

 ・長女(4歳)療育園年中 

 自閉症と重度知的障害あり

 

ざっとですが、このような家族構成です。

 

このブログを始めようと思ったのは、

ハンディーキャップがある子の親と

その支援者の方々の心を繋ぐような場所があれば

ステキだなと思い開設しました。

 

我が家も本当に数え切れないぐらいの方々から

ステキな支援をいただき 

日々を生活しているのですが、

その中で母親として感じたことが

たくさんあります。

 

その中で特に強く感じたことは

支える人を支える場所があれば良いのに!

ということです。

 

親だからわかるだろう、できるだろう、

資格があるからプロだろう、

できて当たり前だろう、

なんてことは無いと思ってます。

 

でも多くの親や支援者の方は

そう思ってしまいがちです。

 

私は子供が障害児だとわかって

激しく動揺したし、

できない!育てられない!

って思ったことがたくさんでした。

 

その度に支えられてきました。

 

その支えに感謝を込めながら

このブログがどなたかの役に立てたら良いなと願い

記事を作成していこうと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

シャンティ。